【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド

2026.06 / 寺社・文化

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド

宮城県の松島といえば、日本三景のひとつとして知られる風光明媚な観光地です。今回は、松島湾を巡る遊覧船での島巡りから始まり、伊達政宗公ゆかりの国宝・瑞巌寺、美しいガラスアートの世界に浸れる藤田喬平ガラス美術館、そして松島を代表する名所やグルメ、おすすめの宿泊施設まで、松島観光の魅力を余すところなくお届けします。

宮城県の松島といえば、日本三景のひとつとして知られる風光明媚な観光地です。今回は、松島湾を巡る遊覧船での島巡りから始まり、伊達政宗公ゆかりの国宝・瑞巌寺、美しいガラスアートの世界に浸れる藤田喬平ガラス美術館、そして松島を代表する名所やグルメ、おすすめの宿泊施設まで、松島観光の魅力を余すところなくお届けします。

家族で訪れる際のポイントや、子供と一緒に楽しむためのアドバイスも交えながらご紹介しますので、松島旅行の計画にぜひお役立てください。

松島を訪れたら絶対に外せないのが、松島湾に浮かぶ約260もの島々を巡る遊覧船です。松島の港周辺は非常に観光地化されており、お土産屋さんや飲食店が立ち並び、活気に溢れています。

今回は、松島島巡り観光船の中でも一番人気の「仁王丸コース」に乗船しました。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 1

港を歩いていると、目立つ「遊覧船案内所」の建物が見えてきます。ここでチケットを購入するか、事前にWEB予約をしておくとスムーズに乗船できます。

こちらが乗船券とコース案内図です。今回は割引乗船券(大人900円)を利用してお得に乗船できました。案内図を見ると、鐘島や仁王島など、見どころとなる島々の位置がよくわかります。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 2

穏やかな松島湾の景色。海風が心地よく、これから始まる船旅への期待が高まります。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 3

こちらが今回乗船する大型遊覧船「仁王丸」です。約50分かけて、松島湾内の有名な島々をぐるりと一周します。

船内は広々としており、テーブル席も用意されています。窓が大きく取られているため、どの席からでも松島の絶景を楽しむことができます。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 4

船内からは、4つの洞穴が貫通している「鐘島」や、仁王様が葉巻をくわえて座っているように見える「仁王島」など、自然が作り出した奇岩や絶景を間近で見ることができます。また、人が住んでいる桂島や野々島の間を通り抜けるルートになっており、陸上からは決して見ることのできない松島湾独特の風景を楽しむことができます。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 5
【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 6

松の木越しに見る松島湾の全景。大小さまざまな島々が浮かぶ様子は、まさに日本三景にふさわしい美しさです。

仁王丸コース 基本情報

所要時間 約50分 料金(1階席) 大人 1,500円 / 小学生 750円 / 幼児 無料 2階展望デッキ 大人 +600円 / 小学生 +300円 出航時間 9:00〜16:00(1時間ごと)

💡 家族旅行のポイント(夫婦・子供視点)

•子供向けアドバイス:約50分の船旅は、小さなお子様には少し長く感じるかもしれません。窓際の席を確保して景色を楽しませたり、事前に「仁王島」などの面白い形の島を教えておいて「あの島を探してみよう!」とゲーム感覚で楽しむのがおすすめです。

•夫婦向けアドバイス:少し追加料金(大人600円)がかかりますが、2階の展望デッキ(グリーン席)が圧倒的におすすめです。開放感があり、窓ガラス越しではないクリアな景色を楽しめるため、写真撮影にも最適です。夫婦でゆったりと絶景を堪能できます。

遊覧船で松島の海を満喫した後は、陸の観光スポットへ。松島海岸駅から徒歩圏内にある「瑞巌寺(ずいがんじ)」を訪れました。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 7

瑞巌寺は、正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」という臨済宗妙心寺派の禅宗寺院です。平安時代に慈覚大師円仁が開山したと伝えられていますが、現在の建物の多くは、仙台藩祖・伊達政宗公が慶長14年(1609年)に5年の歳月をかけて再建したものです。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 8

境内に入ると、まず目を奪われるのが美しく手入れされた白砂の枯山水庭園と、その奥に佇む壮大な本堂です。本堂、庫裡(くり)、廊下は国宝に指定されており、桃山時代の絢爛豪華な建築美を今に伝えています。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 9

私たちが訪れた時期は、ちょうど境内の梅の花が美しく咲き誇っていました。白砂の庭園に、ピンクや白の梅の花が彩りを添え、非常に見栄えのする「映える」お寺さんです。

政宗公は、この瑞巌寺の再建にあたり、紀州熊野から良質な木材を取り寄せ、畿内から130名もの名工を招き寄せたと言われています。内部の豪華な障壁画や彫刻からは、政宗公の並々ならぬ情熱と高い美意識を感じ取ることができます。

💡 家族旅行のポイント(夫婦・子供視点)

•子供向けアドバイス:お寺の歴史を理解するのは子供には難しいかもしれませんが、広い境内や美しい庭園を歩くのは良い気分転換になります。「昔のお殿様が作ったすごいお家だよ」と分かりやすく伝えると興味を持ってくれるかもしれません。

•夫婦向けアドバイス:静寂に包まれた境内は、夫婦でゆっくりと散策するのにぴったりの場所です。国宝の建築美や、季節ごとに表情を変える庭園の景色を眺めながら、心穏やかな時間を過ごすことができます。

瑞巌寺の周辺には、他にも見逃せない歴史的な名所が点在しています。松島観光の際には、ぜひ合わせて訪れてみてください。

瑞巌寺のすぐ近く、海に突き出た小島に建つのが「五大堂」です。現在の建物は伊達政宗公が再建したもので、東北地方に現存する最古の桃山建築として国の重要文化財に指定されています。お堂へ渡る「透かし橋」は、足元から海が見えるスリリングな造りになっており、身も心も引き締めてお参りするという意味が込められています。

瑞巌寺の西隣にある「円通院」は、伊達政宗公の嫡孫・光宗公の霊廟です。支倉常長が持ち帰った西洋文化の影響を受けた「バラ寺」としても知られ、境内には美しい苔庭や枯山水庭園が広がります。秋には見事な紅葉が楽しめ、夜間のライトアップも人気です。オリジナルの数珠作り体験もでき、旅の思い出作りにおすすめです。

「観瀾亭(かんらんてい)」は、豊臣秀吉から伊達政宗公が拝領した伏見桃山城の茶室を移築したと伝えられる建物です。「観瀾」とはさざ波を観るという意味で、その名の通り松島湾の穏やかな景色を眺めることができます。抹茶と地元のお菓子をいただきながら、かつての藩主たちも愛した絶景を楽しむ至福のひとときを過ごせます。

松島観光の締めくくりとして訪れたのが、「藤田喬平(ふじた きょうへい)ガラス美術館」です。こちらは、私たちが宿泊した「松島一の坊」に併設されている美術館で、宿泊者は無料で入館することができます。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 10

藤田喬平氏は、2002年にガラス工芸家として初の文化勲章を受章した日本を代表するガラス作家です。東京美術学校で彫金を学んだ後、ガラス工芸に転向し、色ガラスと金箔を散りばめた「飾筥(かざりばこ)」で独自の分野を確立しました。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 11

美術館へのアプローチ。薄暗い廊下の奥に、赤く輝くガラス作品が浮かび上がり、これから始まるアートの世界への期待を高めてくれます。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 12

館内に入ると、藤田喬平氏の肖像写真とともに、美しい赤いガラス花器が出迎えてくれます。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 13

メインギャラリーには、世界的に有名な「フジタのハコ(飾筥)」をはじめ、色鮮やかなガラス作品がずらりと並んでいます。ガラスという素材が持つ透明感と、金箔や色ガラスが織りなす繊細で華やかな色彩に圧倒されます。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 14

こちらは金箔が散りばめられたオレンジ色のガラス葡萄のオブジェ。光を浴びてキラキラと輝く様子は、思わず時間を忘れて見入ってしまう美しさです。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 15

「瑞巌寺を想う」と題された、緑色の三日月形ガラスオブジェ。松島の歴史と自然をガラスで表現した、非常に印象的な作品です。

企画展示室にも、小さなガラス作品が多数展示されており、様々な角度からガラスアートの魅力を堪能できます。

【宮城・松島旅行記】絶景の島巡りと歴史探訪!日本三景・松島を遊び尽くす完全ガイド 16

鑑賞後は、併設のミュージアムショップへ。ガラスアクセサリーや美しいグラスなど、お土産にぴったりの品が豊富に揃っています。

美術館の外には、7,000坪もの広大な水上庭園が広がっています。橋でつながれた小島に建つ白い塔(チャペル)は、庭園のシンボル的な存在。四季折々の花々や木々を楽しみながら、のんびりと散策することができます。

藤田喬平ガラス美術館 基本情報

開館時間 9:30〜13:30(最終入館13:00) 入館料 一般・大学生 1,200円 / 小中高生 700円 / 就学前 無料 特典 松島一の坊宿泊者は入館無料

💡 家族旅行のポイント(夫婦・子供視点)

•子供向けアドバイス:キラキラと光るガラス作品は、子供の目にも美しく映るはずです。ただし、繊細な作品が展示されているため、館内では走ったり作品に触れたりしないよう、事前にお約束をしておくことが大切です。

•夫婦向けアドバイス:日常の喧騒から離れ、美しいアートに触れる時間は、夫婦の会話を豊かにしてくれます。お気に入りの作品を見つけ合ったり、併設のミュージアムショップで記念の品を探したりするのも楽しいひとときです。

松島観光の醍醐味といえば、新鮮な海の幸やご当地グルメの食べ歩きです。遊覧船乗り場や瑞巌寺周辺には、美味しいお店がたくさん集まっています。

宮城名物の笹かまぼこを、自分で焼いて食べられる体験が大人気です。「松島蒲鉾本舗」などの店舗では、串に刺さった生の笹かまぼこを購入し、店内の焼き台でじっくりと焼き上げます。きつね色に焼き目がついたアツアツの笹かまぼこは、外は香ばしく中はふっくらとして絶品です。

松島といえば牡蠣が有名です。食べ歩きなら、手軽に食べられる「カキフライ」や「焼き牡蠣」がおすすめ。また、しっかり食事を楽しむなら、牡蠣がたっぷり入った「牡蠣丼」や、新鮮な魚介類が乗った「海鮮丼」を提供するお店も多数あります。

宮城県に来たら外せない「牛タン」も、松島エリアで味わうことができます。炭火で香ばしく焼き上げられた肉厚の牛タンは、ご飯が進む美味しさです。

松島には、絶景の温泉や豪華な食事が楽しめる魅力的な宿泊施設が揃っています。旅のスタイルに合わせて選んでみてください。

今回私たちが宿泊した、松島を代表するリゾートホテルです。オールインクルーシブスタイルを採用しており、滞在中の飲食やアクティビティが宿泊料金に含まれています。最上階の露天風呂「八百八島」からの松島湾の眺めは圧巻。オーダービュッフェ形式の食事も素晴らしく、家族連れからカップルまで大満足の滞在が約束されます。

松島湾の目の前に建つリゾートホテル。全室から松島の絶景を望むことができ、特に海側のバルコニー付き客室が人気です。天然温泉の露天風呂や、地元の食材をふんだんに使った料理も評判で、観光の拠点として非常に便利な立地にあります。

静かな岬に佇む、全11室の隠れ家的な高級旅館。すべての客室から松島湾を望むことができ、プライベートな空間でゆったりとした時間を過ごせます。地元の旬の食材を活かした本格的な懐石料理と、きめ細やかなおもてなしが魅力で、特別な日の滞在におすすめです。

遊覧船でのダイナミックな島巡り、伊達政宗公の息吹を感じる国宝・瑞巌寺や五大堂、繊細な美しさに魅了される藤田喬平ガラス美術館、そして美味しいご当地グルメの数々。松島は、自然の絶景だけでなく、歴史やアート、食など、多様な魅力が詰まった素晴らしい観光地でした。

「松島一の坊」での極上の滞在と合わせて、家族全員が大満足の松島旅行となりました。仙台・松島方面への旅行を計画されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

導入のご相談

贅旅を、
自社の事業に。

経営者の旅を記事にして届ける贅旅の仕組みを、あなたの会社の事業として始められます

導入内容・費用を相談する